色々工具を買い足して、再度チャレンジした純正アクチュエーターの取り外し…。
結局トルクスT30のソケットを長さ30cm程のラチェットレンチで回してようやく外せた。
これだけ見ると簡単そうだけど、Webで調べていた情報と違ったりして、工具だけで1万円以上使った…。
やっと外せた純正アクチュエーター、折角だからこれから取り付ける強化アクチュエーターと並べて写真を撮っておこう、と並べて撮影。
…うん?随分強化アクチュエーターの取り付け部分の大きさやロッドの長さが違うような…。
向かい合わせて比較してみると…
ねじ穴の間隔がまるで違う!!
まぁ、取り敢えず1箇所でも止まれば良いか、と強化アクチュエーターを付けてみたけど、取り付けステーの高さの分、ロッドが短くてスイングバルブのアームに届かない…。
ここまで来てようやく「年式の違い?!」と思い、取説を見ると対応する車台番号が…。
ううん?と思い自分のジムニーを見ると…
あれ?「JA11-320000」じゃなくって「JA11-325***」?これって対応外?
それから調べてみたら、どうもJA11の1~4型までの対応で、私のJA11最終型(5型)は対応外らしい…。(汗)
JA11の最終型から馬力が64馬力になっている、とは知っていたけど、アクチュエーターが違うとは思いもしなかった…。
仕方ないので純正のアクチュエーターを再取り付けしてから、試しにアクチュエーターに繋がっているホースを抜いて、アクチュエーターが利かない状態にしてみて走行。
ブーストが掛かりすぎると燃料がカットされるので、エンジンブローまでは至らないとの予備知識を元に試してみた。
すると、これまでだと0.6bar辺りからブーストが上がりづらかったのが、フルアクセルなら軽く0.7barを飛び越し0.9bar辺りまで行ったところで燃料がカットされた。
0.9barで燃料カットされると0.5~6bar辺りまでブーストが落ちちゃうのと、燃料カットされないぎりぎりのブースト圧をアクセルコントロールで保つのは難しいので最高速アタックはせず。(^^;
ブーストカットされないようにブーストメーターを見つつうまく加速すると、断然元気よく走る!
これまではやはり、アクチュエーターが0.7bar以前に徐々にエアを抜いてしまっていたみたい。
強化アクチュエーターとセットになっている燃料補正ユニットと回転レベルコンバーターを取り付ければ、0.9barあたりでのブーストカットを回避して、パワフルに走りそう。
こうなるとステッピングモーター制御のブーストコントローラーを入れたいところだけど、5万円くらいするものなので、取り敢えずはお手軽ブーストコントローラー(?)として、アクチュエーターへ向かう空気を一部大気へ逃がす改造をする予定…。